2020年12月28日
時計修理は基本自社でさせていただいておりますが、メーカーに修理依頼した方がいい場合もあります。
例えばメーカー修理扱い仕様の時計は、部品供給がありませんので、修理を引き受けて部品に問題なければいいのですが、万が一部品に不具合があったときは対応できないことがあります。
また、不具合のある部品が高額であった場合はメーカー修理の方がコスト的にもいい場合がまれにあります。
例えば写真の電子回路ブロックは、セイコー内装部品では高額です。
一般的にはメーカー修理より時計修理店の方が修理代は割安かと思いますが、部品が高額な場合は時計の定価にもよりますがメーカー修理をお勧めしています。
当店では不具合部分を見極めて、
メーカー修理の方がいいか、当店で修理した方がいいかよりよい方でご提案させていただきます。
なお、メーカーでは部品保有期間の過ぎた古い時計は、部品に問題がなくても修理自体受け付けないということがありますが、当店では古い時計でも修理受付可能です。
ただし、部品交換が必要な場合で部品入手不可の場合は修理不可になることもあります。